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谷口隆

Author:谷口隆
数学を題材に綴るというちょっと変なブログですが,楽しんでいただけたらと思います.いろいろな数学を取り上げ文字に起こすことで,『数学とはどんなものか?』ということを,読者の方と一緒に考えていきたいと思っています.本人は,整数論という数学の一分野を研究しています.1977年生まれ.
今まで書いたもの一覧



連載コラム『数学者的思考回路』
(裳華房ウェブサイト,共著)

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数学者的思考回路・第17回
裳華房の連載コラム第17回が配信されています.今回は「子供と学ぶ二度目の算数」という題で執筆しました.


子供を育てることは人生を二度生きるようなものだと言われることがあるそうです.我が子が数の感覚や概念を身につけていくプロセスでの試行錯誤や紆余曲折を見ていると,自分もこうだったのかな,と思うことがあります.一緒に算数をしていて,「あたりまえ」と思っていたことがあまりそうでもないと気づかされることもあり,もう一度算数を学び直している気分になったりもします.そんなエピソードをいくつか綴ってみました.よければご覧ください.記事はこちらから⇒子供と学ぶ二度目の算数


なお,記事に書いたような子供との接し方を,全て自分で考え出したわけではありません.本も何冊か手に取ってみたのですが,特に興味深かった二冊について,ここにメモしておこうと思います.

[1] 『マインドストーム --- 子供、コンピューター、そして強力なアイディア』
   (シーモア・パパート著,奥村貴世子訳,未來社).
[2] 『ピアジェ理論と幼児教育の実践』
   (デブリーズ / コールバーグ著,加藤泰彦監訳,北大路書房)

[1]の著者パパートは人工知能学と教育コンピューティングに大きな影響を与えた数学者です.このブログでも,以前に紹介しました.[2]では,子供の誤りを尊重し,誤りの本質を理解することが大切であると強調されています.下巻第7章が数と算数の章です.

  


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数学者的思考回路 | 09:10:21 | トラックバック(0) | コメント(0)
ガウス
今日4月30日は,史上最大の数学者と呼び名の高いガウスの誕生日です.裳華房の連載コラムではガウスが何度か登場しています. 第1回『数学書の読まれ方』で出てきた正17角形の作図は,ガウスによって発見されました. 第15回『平面に目盛られた数』では,ガウスが時代に先駆けて複素数の平面表示を考えていたことに触れました.名前こそ出しませんでしたが,第5回『素数定理を紐解く』で説明した Li(x) という関数に,真っ先に気づいたのもガウスです.



特にガウスを推すつもりがあったわけではないのですが,こうなってしまうあたり,やはりガウスの影響は大きいのでしょう.この機会にぜひお読みください.

第1回『数学書の読まれ方』
第15回『平面に目盛られた数』
第5回『素数定理を紐解く』

コラム | 07:40:58 | トラックバック(0) | コメント(0)
数学者的思考回路・第15回
裳華房の連載コラム第15回が配信されています.今回は「平面に目盛られた数」という題で執筆しました.



あたかも実数を数直線に目盛ったかのように,複素数を平面に目盛るという考え方があります.現在では高校数学でも扱われる内容(*指導要領にもよります)ですが,その起源はなかなか新しいものです.例えば,


を発見し,自在に操ったオイラー(1707--1783)も,複素数平面を考えた形跡は,彼の書き物からは見当たりません.

今回は,平面表示という着想の端緒を探ってみました.よろしければご覧ください.記事はこちらから⇒平面に目盛られた数



数学者的思考回路 | 15:23:19 | トラックバック(0) | コメント(0)
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