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谷口隆

Author:谷口隆
数学を題材に綴るというちょっと変なブログですが,楽しんでいただけたらと思います.いろいろな数学を取り上げ文字に起こすことで,『数学とはどんなものか?』ということを,読者の方と一緒に考えていきたいと思っています.本人は,整数論という数学の一分野を研究しています.1977年生まれ.
今まで書いたもの一覧



連載コラム『数学者的思考回路』
(裳華房ウェブサイト,共著)

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数学者的思考回路・第3回
裳華房(しょうかぼう)のウェブサイトで始めた連載コラムの第3回が配信されています.今月は,「サイン・コサイン・タンジェント」という題で,三角関数を学ぶことの意義について,数学関係者の立場から考えてみました.


「三角関数」と名前がついているので,三角形とかかわる関数ではないかと思うのが普通です.確かに三角形とも関係はありますが,本来は円関数と呼んだ方がよいような,円とのつながりが基礎になる関数です.周期的な繰り返しになる現象を考えるうえで欠かせない関数です.

記事はこちらから⇒サイン・コサイン・タンジェント


未分類 | 09:00:04 | トラックバック(0) | コメント(0)
NHKの番組
Eテレで,

数学ミステリー白熱教室 ~ラングランズ予想への招待~

という番組が放送されるそうです.4回シリーズで, 毎週金曜日の午後11時からです.初回は今週の13日です.(2か国語放送(日・英) だそうです.)

副題の「ラングランズ予想」は簡単には説明できませんが,現代数学(特に整数論)の大きな研究テーマのひとつです.フェルマーの最終定理も,このラングランズ予想を部分的に証明した帰結として得られました.フェルマーの最終定理の話は,第3回に出てくるようです.興味があればぜひどうぞ.


未分類 | 18:49:27 | トラックバック(0) | コメント(0)
神戸での大栗さんの市民講演会(お知らせ)
(今日は簡単なお知らせです.)

このブログで,物理学者である大栗博司さんがお書きになった『数学の言葉で世界を見たら』というウェブマガジン・単行本をこれまで何度か紹介してします:

大栗さんのウェブマガジン『数学の言葉で世界を見たら』
本の紹介『数学の言葉で世界を見たら ― 父から娘に送る数学』

大栗さんは,一般講演や市民講演会でもよくお話をされています.9月27日(日)の 13:30-16:30には、神戸の六甲アイランドで、次のような市民科学講演会が開かれます.
クォークマター2015 市民科学講演会
「素粒子原子核の極微の世界から宇宙と社会へ」




ここで,大栗さんの『重力とは何か』という講演と、早野龍五さんの『「知ろうとすること。」を続ける』という講演があります。参加費無料で、事前登録も必要ないそうです.私も行ってみたいと思いますが,神戸近郊にお住まいの方は,行ってみられてはいかがでしょうか.

(補)大栗さんのその他の市民講演や講座については,大栗さんのブログに情報があります

未分類 | 10:14:41 | トラックバック(0) | コメント(0)
リンク集(2)
いくつか面白いサイトを、紹介します。

◇1◇
と言っても、これは前回紹介した連載「数学の言葉で世界を見たら」の最新号です。

微積は積分から 前編

高校数学の目玉のひとつの微積分は、普通はまず微分を学び次に積分を学びます。ところが歴史的には積分の方が起こりは早く、また素朴に微積分を説明するときは、積分からはじめた方が分かりやすい点が多い、そういう趣旨だと思います。(それは僕も同意します。なぜかを簡単に言えば、積分は面積や体積といった「目に見える」ものを考えるのに対し、微分は瞬間速度という「目に見えない」ものを相手にし、また「どこまでも近づく」や「無限小」などの抽象的な考え方を使うからです。)この点に着目した、積分から始まる微積分の解説です。大栗さんのブログの『アルキメデスの失われた写本』にも関連する話が書いてあります。

僕自身も、授業を持てば微分から先に教えるので(論理的にはそのほうがすっきりしていて効率がよい)、それを繰り返していると上のことはだんだんと意識が及ばなくなってきます。ああ、そうだな、と思いました。このようにリマインドされると、個人的にも助かります。

余談ですが、5月14日にカルテクに新たに「ウォルター・バーク理論物理学研究所 」が設立され、初代所長に大栗さんが就任されたとのニュース(47 NEWS, 東京新聞)がありました。研究所のページ(英語)には大栗さんのメッセージもあります。


◇2◇
以前『おもちゃの科学セレクション』を紹介したとき、3月15日に時枝正さんの市民講演会があることをお知らせしました。この講演がすばらしかったという評判をかなり多方面から聞きました。たとえば物理学者の田崎晴明さんの臨場感あふれるレポートがあります。事前に時枝さんと面会もされたとのこと。当日の様子など、詳しいことはこの田崎さんのページをどうぞ。

そんな時枝さんの講演を見たい!と思うわけですが、時枝さん滞在中のハーバード大のページに、英語版なら講演ビデオがあります。日本語版がないのは残念なのですが、ある程度聞き取りができる、という人にはお勧めです。

Toys in Applied Mathematics

ちなみに、英語の聞き取りは必要ない、2分半ほどの短い愛嬌あるビデオもあります。

A Valentine from Möbius


◇3◇
ピタゴラスの定理を説明した、9分ほどのビデオです。(これも英語です。)

A Mathematical Fable

ひとつの証明に向けて、徐々にストーリーが形作られていきます。この証明は、大栗さんの連載の第11回にもありました。上のビデオはアニメーションを使っているので、なお分かりやすいと思います。英語なのがややネックですが、重要なポイントは英文も映し出されるなど配慮もだいぶあります。ずいぶん印象的な証明なので、興味のある方はご覧になってみてください。

このビデオは、アメリカのMSRIという数学研究所が企画して作ったものです。MSRIについては以前に写真で紹介しました。ビデオに出て話している人はバリー・メイザー (Barry Mazur, 1937-) さんという非常に高名な数学者で、その分なのか、ビデオもずいぶん力を入れて作られているように見えます。

未分類 | 09:22:28 | トラックバック(0) | コメント(0)
記事一覧
これまでブログに書いた記事を一覧にしました.

最近のもの
『数理科学』9月号
ガウス
サイモン・シンさんの受賞
正17角形の作図
ラマヌジャン
平方剰余の相互法則

数学者的思考回路

コラム
余弦定理(続)
余弦定理
方向ベクトルと法線ベクトルの哲学的(?)考察
バルガバさん
点と直線との距離の公式(後編)
点と直線との距離の公式(中編)
点と直線との距離の公式(前編)
直線の方程式
リーマン予想が解かれてほしいなぁと思うこれだけの理由(前篇)
3人の囚人
無名の数学者だったジャンさん
双子素数の問題,ここはみんなで世界記録更新中
双子素数予想の進展
円周率のもとめかた(続)--その1
リンク集
直角三角形の内接円
数学の定数と物理の定数
習うときはタンタンと
円周率の求めかた
円周率,アルファベットに潜む!?
数学の世界のモンスター
7進法の世界では?
割り切れる分数・割り切れない分数(後編)
割り切れる分数・割り切れない分数(前編)
素数のレース・5--付記
素数のレース・4--100万ドルの懸賞金問題とその先
素数のレース・3--ゼータ関数と複素数平面
素数のレース・2--勝負は永遠,でもリード期間に差が?
素数のレース・1--真剣な競争
714と715
四捨五入の隙間に
ツルカメ算
循環小数の小さなナゾ
時速4キロと時速6キロの平均は?

日記
五感を使う数学
笹井さんの訃報
数学のテレビ番組(お知らせ)
プリンストン大数学科の感想
高等研究所
解説記事の紹介『現代数学のめざすもの』
論説の紹介『ガロア理論の基本定理』
ソロバン
数学者の現代講演(or授業)事情

本などの紹介
本の紹介『数学の言葉で世界を見たら ― 父から娘に送る数学』
時枝さんの連載コラム『こどもの眼・おとなの頭』最終回
本の紹介『マインドストーム』
大栗さんのウェブマガジン『数学の言葉で世界を見たら』
本の紹介『おもちゃの科学セレクション』
NHKの番組と『大栗先生の超弦理論入門』
数学セミナーのコラム『こどもの眼・おとなの頭』
本の紹介『やわらかな思考を育てる数学問題集』
本の紹介『日本の数学 西洋の数学』
本の紹介『すうがく博物誌』
本の紹介『シンメトリーの地図帳』
ワイルズさんを引き込んだもの
本の紹介『フェルマーの最終定理(サイモン・シン)』
本の紹介『解決!フェルマーの最終定理--現代数論の軌跡』
本の紹介『数と図形』
本の紹介『放浪の天才数学者エルデシュ』

写真
BIRS -- カナダにある数学研究所
AIM
高等研究所
オーベルヴォルバッハ数学研究所
バークレーの数学研究所
雪のプリンストン大学

番外編
速報(楕円曲線の Selmer 群)

数学以外
秋入学の話のその後
山中さん
東大の秋入学検討のニュースについて


*このページは手動で更新するので,最新記事はここに載るのが遅れるかもしれません.

未分類 | 00:00:00 | トラックバック(0) | コメント(8)

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