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谷口隆

Author:谷口隆
数学を題材に綴るというちょっと変なブログですが,楽しんでいただけたらと思います.いろいろな数学を取り上げ文字に起こすことで,『数学とはどんなものか?』ということを,読者の方と一緒に考えていきたいと思っています.本人は,整数論という数学の一分野を研究しています.1977年生まれ.
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連載コラム『数学者的思考回路』
(裳華房ウェブサイト,共著)

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高等研究所
プリンストン大学の近くに,高等研究所(IAS = the Institute for Advanced Studies,日本語ではプリンストン高等研究所とも)と呼ばれる研究所があります.プリンストン大学とは別の独立した組織です(←すぐ近くにあるだけにかなり紛らわしい)が,大学との交流も盛んです.春先の高等研究所の写真をお見せします.


メインの建物,フルド・ホール(Fuld Hall)の正面です.高等研究所の設立は1930年.アインシュタインを筆頭に(他にゲーデル,オッペンハイマー,ワイルなど)錚々たる物理学者・数学者が在籍し,20世紀の物理・数学の発展を牽引しました.各地で大学や研究所が増え,かつてほどの極端な影響力はなくなりましたが,数学の研究所としては今でも堂々たる世界ナンバーワンです.


ラウンジ.思索に耽るほか,くつろいだり新聞を読んだりもできます.(国際版の朝日新聞も置いてありました!)3時になるとティータイムで人がたくさん集まります.お茶菓子のクッキーはこの研究所の自家製だとか.


東側にあるいくつかの建物です.春先で木の花が咲いていました.


食堂のテラスから見た景色です.5月には木の葉が生い茂って木もれ日が心地よくなります.


知る人ぞ知る(?)林の中のつり橋です.Institute Woods という林の散歩道を歩いていると見つかります.広い林ですが歩道が目立っていて歩きやすく,ジョギングをする人も多いようです.


数学教室 (School of Mathematics) のメンバーは100名弱います.このうち常勤の研究者は10名ほどで,他は公募の上で選考されて1年か2年かだけ滞在する訪問研究者です.選ばれてここで研究できるのは栄誉なことですが,ここに滞在した若手研究者で,その後研究をやめてしまう人も実は少なくないのだとか.周囲の人が優秀に見えすぎてしまって自信を失うということがあるそうです.競争の中に身をおく厳しさは,どんなところにも,それぞれの形であるようです.

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1月20日ごろ,雪が降りました.少し前になりますが,このときの写真もお見せします.








写真 | 00:30:38 | トラックバック(0) | コメント(0)

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